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人事/労務働き方改革 2020/11/17

家でも会社のパソコンを使える!リモートコントロールをお手軽に導入するには?

新型コロナウイルスの流行により、会社に出勤しないテレワークなどの働き方が増えてきました。併せてオンラインでの業務を支援するツールにも注目が集まっています。そのうちの1つが、自宅やサテライトオフィスなどから、遠隔で会社のパソコンを操作できる「リモートコントロール」です。これは、これまでオフィスでしかできないとされていた経理業務に革新的な動きをもたらしています。今回は、経理業務におけるリモートコントロールのメリットと注意点について解説します。

リモートコントロール・アクセスとは

テレワークにおけるリモートコントロールとは、パソコンやスマートフォンなどを通して別端末のパソコンなどを遠隔で操作することを指します。例えば、自宅のパソコンから本社のパソコンを操作することも可能です。リモートコントロールには経理業務のテレワークに役立つ利点が多々あります。

メリット1:社内データにアクセス可能
経理業務の場合、会社や取引先の機密情報を取り扱うため、資料を社外に持ち出せないケースが多々あります。それが経理業務はリモートワークができないとされる主な原因でもありました。
しかし、リモートコントロールを利用すれば、社内の専用サーバやネットワーク上のデータにも社外からアクセスすることが可能です。遠隔で社内のパソコンを操作することで、社外にデータを持ち出さずに作業することができ、情報漏洩のリスクを抑えつつリモートワークを実現できます。

メリット2:急なトラブル時にも対応しやすい
リモートワークをしている場合、どうしても作業が個人で完結しがちです。さらに遠方にいる分、資料やデータの共有にもひと手間かかるため、気が付けば現状を正確に把握できていないという状態に陥りやすいのです。特に経理業務ではリアルタイムで更新されていく細かいデータを扱うため、トラブル発生時の状況確認には時間がかかりがちです。
リモートコントロールを使った業務の場合、社内の資料に直接アクセスできるため、情報を受け取るタイミングのずれがなくなります。同様に、社内で管理している過去のデータも素早く確認することができるので、至急の業務にも対応しやすくなります。

メリット3:テレワーク時のコスト削減
経理業務を社外で行う場合、MicrosoftOfficeや会計システムなど、社内で利用しているものと同様の環境が必要になります。それだけでなく、セキュリティソフトやファイル共有ソフトなど、用意しなければならないものは多岐に渡ります。これをすべて準備するのは、手間だけでなく費用的にも大きな問題です。
一方で、リモートコントロールを使って社内のパソコンを直接操作できるのであれば、1から新たに環境を作る必要はなく、結果的に費用も抑えることができます。

リモートコントロール導入時の注意点

リモートコントロールにはインターネット回線を利用する方法と、「VPN(Virtual Private Network)」という、社内で独自に構築する回線を使う方法があります。VPN回線を使う場合、通常のインターネット回線よりもセキュリティを強固にできますが、独自環境を構築するのでより多くの費用と時間がかかります。そのためリモートコントロールの導入は大変、という印象を持つ人もいるかと思います。しかし、最近ではセキュリティが担保されたうえで比較的手軽に導入できる、インターネット回線を利用したリモートコントロールサービスが増えてきました。

例えば、ミロク情報サービスの「iCompassリモートPC2」では、「SSL(Secure Sockets Layer)通信」を用いたリモート操作時のデータ暗号化はもちろんのこと、二重ログイン認証、接続可能なパソコンやIPアドレスの制限など、セキュリティに特化した様々な機能を搭載しています。さらにセキュリティソフトの代表格であるファイアウォール、プロキシなどとも併用できるので、より強固なセキュリティ環境で利用することができます。
導入時も、リモートコントロールするパソコンにシステムをインストールするだけなので簡単です。

iCompass
リモートPC2
iCompassリモートPC2 どこにいても、まるでオフィスにいるような感覚!
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リモートコントロールの利用で、会社にいなくても経理業務ができることがおわかりいただけたかと思います。セキュリティの観点からはVPN回線を使うのが望ましいものの、インターネット回線であっても、使うシステムによっては安全に業務を行うことができます。コストや運用面についての機能をチェックすることももちろん大切ですが、不要な心配をしないためにも、まずはセキュリティをしっかりと確認してシステムを選ぶのが、リモートコントロールを導入する際のポイントです。

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