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ITDX 2020/11/04

「振込業務」まだ銀行でやってるの?いますぐできるオンライン化

新型コロナウイルスの流行により、リモートワークの推進やハンコ文化の廃止など、経理の現場でも従来の働き方を見直す動きが強まっています。中でもすぐに見直した方がいい業務のうちの一つが、銀行を訪問しての振込業務です。今回は、振込業務をオンライン化する方法と、おすすめのツールを紹介します。

ATM操作や銀行窓口対応に潜む感染リスク

国や厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染を予防するために、換気の悪い「密閉空間」、大人数が集まる「密集場所」、間近で会話する「密接場面」といった、いわゆる「三密」の回避を呼びかけています。銀行内やATMは、三密が発生しやすい場所として特に懸念する声が上がっていました。理由として、ATMでは約2メートルのソーシャル・ディスタンスを保ちにくいことや、不特定多数の人が同じ画面に触れること、窓口では担当者が複数人と接する必要があることなどが挙げられます。

そもそも、銀行での振込業務は効率がよいとは言えません。書類を持って銀行まで移動し、ATMの行列に並んでひとつひとつ振込をするのは膨大な時間がかかります。そのため、ATMや銀行窓口で行っていた振込業務をオンラインに切り換える企業が増えています。

まずはインターネットによる振込からスタート

ATMや銀行窓口の代わりとしてオンラインで業務を行う場合、インターネットバンキングを利用します。インターネットバンキングには、新たに口座を開設して利用するインターネット専用のものと、既存の口座を継続して利用するメガバンク・地方銀行・ネットバンクが提供しているものがあります。

インターネットバンキングの機能は各銀行によって異なりますが、基本的な振込作業はどのサービスでも可能です。通帳を利用する必要もなく、口座情報はすべてその場で確認できるほか、ダウンロードすることもできます。
ただし、既存の口座をインターネットバンキングで利用する場合は、セキュリティの関係上、多くの手順が必要です。銀行によっては窓口での申請が必要だったり、登記簿謄本や印鑑証明を準備しなければならないケースもあります。また、そもそも、インターネットバンキングには対応していないという銀行もありますので、注意が必要です。

さらに、オンラインの振込であればクラウドサービスを活用することもできます。振込先が少ない事業者であれば、一件ずつ振り込んでもさほど問題はありませんが、振込先が多くなると、単純に手間や手数料が膨大となってしまうことがあります。特にインターネットバンキングの場合、セキュリティの関係上、ワンタイムパスワードなどを利用することがあります。そうなると、ワンタイムパスワードを確認して入力するという、振込時の工程が一つ増えることになるので、時間がかかりがちです。これを解消できるのが振込に特化したクラウドサービスです。

振込業務が捗る経理システムとは

経理システムの中には、振込に特化した機能を搭載したものがあります。例えば、指定のインターネットバンキングから、登録した振込先に、定期的に自動振込される機能などです。振込は自動なので、登録さえしてしまえばそもそも振込業務自体が発生しません。月次で行う振込業務などは、このような機能を使うことで業務効率が劇的に改善します。
ミロク情報サービスでも、「楽たす振込・楽たす給与振込」という振込代行サービスを提供しています。楽たす振込では、事前の口座確認を行うので「振込エラー」を回避することもできます。システムの権限設定ができるほか、暗号化を用いてデータ通信を行っているなど、セキュリティも安心です。

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新型コロナウイルスの感染予防や業務の効率化のために、テレワークを含めたオンライン業務は、今やスタンダードな働き方となってきています。未だにアナログな環境で業務を行っている企業にとっては、今が過渡期です。まずは簡単にスタートできる振込業務のオンライン化から始めてみてください。それに伴った振込業務サポートツールも導入していけば、オンライン環境にもどんどん慣れていくことができます。まずはスタートしてみることが肝心です。

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