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経営計画 2021/03/09

失敗しないオンラインファクタリングの活用方法をプロが徹底解説!

anewを実際にやってみた

最近、注目が集まっている新しい資金調達の手段「オンラインファクタリング」は、会社の資金繰りを支える選択肢のひとつです。適切に利用すれば、融資やローンよりも圧倒的に早く資金が手に入ります。今回は、新生銀行とOLTAが提供する「anewクラウドファクタリング」の責任者である安田智成さん(以下敬称略)に「新米経理の会計奮闘記」シリーズでおなじみの山本理子が取材を敢行!オンラインファクタリングを活用するためのイロハや注意点を伺いました。

取材企業プロフィール

新生銀行グループ
「金融リ・デザイン」を旗印に、従来型の金融商品・サービスでは満たされていないニーズを先んじて発見し、ソリューションを提供する金融企業グループ。オンラインファクタリングサービスの先駆けであるOLTAとの共同事業で「anewクラウドファクタリング」を運営。新たな金融体験に創造に取り組んでいる。

新米経理の会計奮闘記 登場人物
  • 山本理子

    ようやく経理担当になったものの、わからないことだらけ。毎回様々な経理問題に頭を悩ます。曲がったことが大嫌い。

  • 会計仙人

    突如現れて、会計問題をわかりやすく解説してくれる謎の仙人。仏陀の会計担当だったらしい。

オンラインファクタリングとは

「社長ってば、『コロナで景気が悪くなるから、オンラインファクタリングについて調べておけ』なんて、いきなり何を言い出すのかしら。
えーと、オンラインファクタリングはオンライン上で売掛金を買い取るものである……ってどういうこと?
種類もいくつかあるみたいだし、全然わからないわ。となったらやっぱり取材するしかないわよね!」

「というわけで、『anewクラウドファクタリング』を運営するanew合同会社にやってきたわよ。安田さん、今日はよろしくお願いします!」

「理子さん、さすがの行動力ですね!任せてください、ご期待にしっかりと応えますよ!」

「わぁ、頼もしい!ありがとうございます!
でも私、オンラインファクタリングについてはまったく知らないんです。私みたいな人でも使えるものなんでしょうか」

「もちろんですよ!では、今回は理子さんが実際にオンラインファクタリングを利用すると仮定して解説します。その都度、必要な知識を紹介していきますから、最後にはきっとスムーズに利用できるようになると思います」

「ありがとうございます!よろしくお願いします!」

「では早速、オンラインファクタリングについて説明します。オンラインファクタリングはオンライン上で申し込みから審査、そして買取契約が成立するファクタリングのことです。中小企業にとって使い勝手のいいサービスですので、多くの場合、手続きするのは事業主の方になりますね」

「そうなんですね。だったら私じゃなくて社長が勉強すればいいのに……」

「確かにそれが早いですね!でも、会社の資金を管理している経理担当者も勉強して損はないと思いますよ」

「あっ……そうですよね」

「オンラインファクタリングは主に『融資よりも手っ取り早く資金を調達したい』という状況のときに利用されます。例えば以下のようなときですね」

  • 得意先からの入金が遅れてしまい、従業員の給料や外注費が支払えない
  • 新型コロナウイルスの影響など、突発的な不況で資金繰りが急激に悪化した
  • スピーディーな事業展開をしたいのに、銀行からの借入では時間がかかりすぎる

「前向きな理由ばかりじゃなさそうですね」

「そうですね。でも、利用されている方のお話を伺うと、新たなビジネスを掴むための仕入資金として活用頂いているケースや突発的な資金繰りの急場をしのぐために活用頂いているケースが多いですよ。だからこそ、オンラインファクタリングを利用する際は『計画的』で『スムーズな手続き』が重要です」

「オンラインファクタリングって、そんなにスピーディーに資金調達できるものなんですか?」

「サービスにもよりますが、anewだと資料を揃えて申し込みをしてから24時間以内で審査完了です。契約後は最短で即日もしくは翌日に振込できますよ」

「24時間?一般的な銀行借入だと審査で最低1カ月はかかるのが当たり前なのに!」

「そうですね。anewは独自のAIスコアリングをもとにした審査によりスピーディーな対応が可能です。他にも、銀行借入とは違い担保や保証人が不要で、申し込みから契約まで非対面で完結できるといったようなメリットもあります」

「コロナの影響もあるし、非対面で対応してもらえるのは嬉しいですね!」

「はい。なので、特に経営基盤が強固ではない中小企業の事業主の方は、いざというときのためにオンラインファクタリングの活用方法を学んでおくべきだと思います」

まずは事前準備から

「今日は理子さんにオンラインファクタリングの申し込みを体験してもらおうと思って、こちらを用意しました」

「パソコンと、運転免許証、預金通帳、去年の決算書に、これは請求書?
……わかった、これを使って申し込みをするんですね!」

「察しがいいですね。anewを利用する場合は、これだけ揃えられれば申し込み可能です」

「え!これだけでいいんですか?」

「はい、これで全部ですよ。必要書類は各サービスにより異なりますが、基本的には本人確認書類と決算書、請求書などがあれば申し込みできます。この手軽さもオンラインファクタリングの特長のひとつなんです。
それでは、これから実際に模擬でオンラインファクタリングの選び方から、資金を調達するためのフローとその際の注意点を教えます。まずは全体の流れを確認しましょう」

■オンラインファクタリングを使った資金調達の流れ
  • 利用するオンラインファクタリング事業者を決める
    ・悪質なオンラインファクタリング事業者をフィルタリング
    ・審査方法と利用金額の下限を確かめる
  • 必要書類を揃える
  • 手続き(申し込み・審査待ち・振込確認)を進める
  • 弁済する

「全体の工程も少ないんですね」

「そうですね。ただ、初めてのオンラインファクタリングの場合、準備不足だったり慌ててしまったりすると、余計な手間が発生して資金調達が遅れてしまうリスクがあります。また、最悪は悪質な業者に引っ掛かり、高い手数料を要求されてしまうこともあるので注意が必要ですよ」

「ひえ~怖い……余裕を持った対応が大事ですね」

「その通りです。直近でオンラインファクタリングを利用する機会がなくても、手順のうち『1~2』までは検討や準備をしておけば間違いないですよ。
次に、それぞれの詳細を解説しましょう」


ステップ1:利用するオンラインファクタリング事業者を決める

「ある意味、初めて利用する人にとっては最初が最大の難関ですね」

「そうなんですよ!調べていてもサービスの違いや種類がわからなくてつまずいてしまったんです」

「大丈夫です!トラブルなく、オンラインファクタリングのメリットを最大化する方法にはちゃんとポイントがあるんですよ。まずは、『2者間』と『3者間』という大きなタイプを理解して、どちらを活用するか選びましょう」

■2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの比較
2者間ファクタリング 3者間ファクタリング
関係者
  • 利用者
  • ファクタリング業者
  • 利用者
  • ファクタリング業者
  • 取引先
取引先への通知 不要 必要
手数料 高(3者間と比較) 低(2者間と比較)
審査 利用者、取引先をともに審査 取引先中心の審査
弁済・支払い 利用者 取引先

「細かな仕組みはややこしいので、2者間ファクタリングでは利用者とファクタリング事業者のみ、3者間ファクタリングでは利用者とファクタリング事業者、そして請求書の発行先である取引先とやりとりすることを覚えてください。弁済の方法も2者間と3者間で異なります」

「うちの会社だとどっちが良いのかな……。表を見ると、手数料が少ない3者間ファクタリングの方が良さそうですけど」

「確かに、手数料は3者間ファクタリングの方が低い傾向があります。ただ、3者間の最大のデメリットは、請求書を売ってしまったことが取引先に明らかになってしまうことですね。結果的に取引先に『あそこの会社は資金繰りが厳しいのか?』と思わせてしまうリスクがあります」

「場合によっては今後の取引に影響しそうですね。取引先との関係によって使い分けることが重要になるかも」

「その通りです。ただ、サービスによっては2者間ファクタリングであっても3者間ファクタリングと同じ程度まで手数料が低くなるものもありますよ。anewもそういった2者間サービスのひとつです。
ではいったん、ここでは『取引先に知られたくない』という理由で2者間ファクタリングを選択したとしましょう。次は、数ある2者間ファクタリングサービスから悪質な業者を除外します」

「悪質なオンラインファクタリング業者を利用すると、どんな損害があるんですか?」

「2者間ファクタリングなのに取引先に連絡すると脅されたり、後出しで事務手数料などを上乗せされたり、切羽詰まった状況を逆手にとって審査に時間をかけたあげく高い手数料を提示して無理やり納得させるなど手法は様々ですね」

「怖いですね。見分ける方法はあるんでしょうか?」

「もちろんです!以下の2つのポイントをチェックしてすべてに該当していれば、適正な業者である確率が高いと言えます」

  • ホームページに手数料のほか、諸経費などの項目をきちんと記載している
  • 運営会社に銀行や東証一部上場企業など信頼できる株主がいる

「オンラインファクタリング事業はホームページさえあれば始められますから、ホームページがあるかどうかだけで判断するのはよくありません。運営主体の説明がしっかり掲載されているかどうかを確認し、そこが本当に信用できるか見極めることが最も重要です。結論としては、anewのような銀行などが株主になっている先を中心に探せば悪徳業者にひっかかる可能性はかなり下がります」

「焦っているからといって、見た目がきれいなホームページや都合の良い情報だけを信じるのはダメということですね」

「その通りです。さて、ここまで確認した結果、理子さんのリストの中には『2者間』であり『銀行や東証一部上場企業が運営主体』のオンラインファクタリングサービスが残されています。最後に、各社のサービス内容を比較して、ピッタリのサービスをピックアップしましょう。チェックポイントは全部で5つあります」

■2者間ファクタリング業者間のサービス比較
anew A社 B社
対面/非対面 非対面 非対面 審査結果によっては対面あり
買取金額 上限下限ともになし 合計100万円以上 1万円以上
手数料 2~9% 1~10% 10~20%
入金スピード 最短即日 最短12時間 最短2営業日
支払口座 変更不要 バーチャル口座の利用を求めることがある 変更不要

「オンラインファクタリングサービスでも面談を求める業者は緊急時に対応しにくく、買取金額も下限や上限があると受け付けてもらえない可能性があります。手数料は料率の幅をチェックしてみてください。また、取引先に支払口座の変更を要請する必要があるのかどうか、さらに緊急時には入金スピードも重視しましょう」

「なるほど!3社の中ではanewが一番良いサービスな気がします」

「一番を目指してサービス設計してますからね!
anewは2者間ファクタリング事業者の中では手数料が安く、非対面で完結、スピードが早いのが大きな特長です。2者間ファクタリングを検討する際はぜひ選択肢のひとつに加えてほしいですね」

anewを実際にやってみた

すべての中小企業の社長は「anew」を知るべき。
現役社長が実践後に絶賛。24時間で資金調達できるanewクラウドファクタリング

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申し込みから弁済までの流れ

「ここからは当社のanewを選んでもらった場合の、申し込みから弁済までの流れをモデルケースとして説明します。といってもここまでくれば簡単です」


ステップ2:必要書類を揃える

「anewの申し込みに必要な書類は以下の通りです」

  • 代表者の本人確認書類
  • 直近7カ月の入出金明細(預金通帳)
  • 昨年度の決算書
  • 売却する対象の請求書

「本当にこれだけで申し込みできちゃうんですね」

「そうなんです。ただ、書類については入出金明細(預金通帳)と決算書の用意がすぐにできないという方が多いので、日ごろからしっかりと管理しておいてください。
書類はすべてウェブサイト上で登録をするのでPDFなどの電子ファイルにしておいてくださいね。手元にスキャナーなどがなければスマートフォンで写真を撮ってもらっても大丈夫ですよ。」


「スマートフォンの写真で申し込み!?そんなに便利なんですね」

ステップ3:手続き(申し込み・審査待ち・振込確認)を進める

「まずはアカウントを登録しますので案内に従って、会社情報の入力と、代表者の本人確認書類のアップロードを行ってください。次に申し込みになりますが、希望条件などを入力して残りの3つの書類を登録してもらうだけで完了です」

「えっ?本当にこれで終わりですか?」

「ええ。審査が完了すれば最短即日で銀行口座に請求書の買取金額が振り込まれますよ」

「即日っていうのも本当にすごい!今までの常識が覆っちゃいますね」


ステップ4:手続き(弁済)を進める

「売掛先から入金されたら、それをanewに弁済してください。これですべて完了です」

「すごくシンプルな手順なんですね。
ところで、もし売掛先が倒産しちゃって入金がなかった場合でも弁済しないといけないんですか?」

「ファクタリングは償還請求権がない取引なので、万が一、売掛先が倒産した場合は弁済する必要はなくなりますよ」

「それなら安心して利用できますね!ファクタリングについて一人で勉強しようとしていたときに複雑だと思ったのが嘘みたいです」

オンラインファクタリングをもしものときの「資金繰りを支える選択肢」として備える

「今回はありがとうございました!
安田さんのおかげで、オンラインファクタリングのことをしっかりと理解できました!」

「2020年は新型コロナウイルスによって、持続化給付金など、国からの様々な支援や、特別な融資が受けられましたよね。ただ、2021年以降に支援が終了したり、融資の返済に追われたりして資金繰りが悪化した際にオンラインファクタリングは会社の資金繰りを支える選択肢のひとつになります。いざというときにすぐ使えるように、日ごろからサービスを比較検討しておいてくださいね」

「わかりました!
さて、会社に戻ったら今日の内容をしっかりと報告しなくちゃ!」

「なんじゃなんじゃ、またワシは出番なしか……。それにしても、社長は理子にこってり教育されそうじゃのぅ」
より一層パワフルになっていく理子のことを、会計仙人も雲間から見守っているのであった。

**********
オンラインファクタリングについてanewの安田さんにインタビューさせていただきました。オンラインファクタリングはサービスの特性上、緊急時の活用がメインになるので、あらかじめいくつか信用できる業者をピックアップしておくのがポイントです。ミロク情報サービスでは会計事務所や企業に向けて、信頼性が高くメリットが大きいanewの提案を行っています。「どのサービスを基準にリサーチすれば良いのかわからない」という人は、anewの特長からチェックしてみてください。

新生銀行とOLTAが届ける、あたらしい資金調達の選択肢「anewクラウドファクタリング」

PROFILE

anew合同会社 職務執行者 安田 智成(やすだ ともなり)

anew合同会社 職務執行者 安田 智成氏

anew合同会社(以下、「anew」)をOLTAと共同で運営している新生銀行において長年に渡り中小企業へ融資業務や事業再生、事業承継を含むM&A業務に従事。2020年2月よりanewの立ち上げに参画し、現職に至る。

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